【ビジネスモデル】フリーミアム

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フリーミアムというビジネスモデルについて解説をしていきたいと思います。

フリーミアムとは

フリーミアムとは、無償での基本的なサービス提供と、追加オプションや機能追加については有償で行うビジネスモデルです。

有名なフリーミアムのサービスとては、クラウドストレージサービスのDropboxや動画サービスのYoutube、スマホゲーム、家計管理のマネーフォワード等があげられます。

無償のサービス提供で集客、顧客層を広げ、そのうちの一部のユーザから費用を回収することで成り立つモデルとなります。

無償サービス提供の顧客の5%がプレミアムサービスの有償版に移行することで成立すると言われています。

フリーミアムモデルの注意点・成功の鍵

フリーミアムのビジネスモデルは主にIT関係の仕事に適用されるケースがほとんどです。それはIT関係は在庫がなく、顧客数が増えても原価は変わらないという財務上の構造を持っており、一人に提供しようが、百人、千人、一万人に提供しようが原価が変わらない特徴がフリーミアムのビジネスモデルと相性が良いからです。

フリーミアムのビジネスモデルを実施する際の注意点としては、無償版のサービスを手厚くしすぎると、有償版がメリットが感じられず、有償版に移行するユーザが少なくなります。一方で無償版のサービスで価値を認めてもらわないとサービス自体を全く使わなくなるということも発生します。

有償版のプレミアムユーザーへは課金やサブスク型のビジネスモデルとなるため、飽きられない仕組み、カスタマーサティスファクションをあげるためのカスタマーアクセスから取れるデータにより改善を繰り返し実施していく必要があります。

また、ビジネスの創業期は基本的に無償ユーザーの比重が多くなるため、費用回収までの期間、キャッシュが十分に回るか財務上の計画を綿密に練り、実施していく必要があります。

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