【重要】消費と浪費と投資の違い

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こんにちは

消費と浪費と投資の違いは何だと思いますか。

それぞれ一言でいうと以下のように表すことができます。

消費と浪費と投資の違い

消費:生きていく上で必要なもの(衣食住)

浪費:価格以下の価値のもの、心を満たすためのもの(ブランド品、嗜好品)

投資:価格以上の価値があるものを購入し、リターンを得られるもの

いずれかが良い悪いという話しではなく、いずれも豊かに暮らしていくためには必要なものになります。

ただ、生活をしていく上でなぜかお金が貯まらないという人は、この区別をできずに暮らしている可能性があります。

消費と思って浪費をしていたり、投資と思って浪費(しかも心も満たされない)をしているということが、気付いていないところで多く発生しているのが現実です。

消費、浪費、投資の心構え

大手企業の巧みなマーケティング、広告、営業には一般消費者のためではなく、自社の利益のために追求された商品も多くあります。

企業は利益を上げることで企業活動を継続し、消費者にサービス、商品を提供できるため、企業が利益を上げること自体は良いことで否定は全くしません。

ただ、消費者に全く利益がないものを巧みなマーケティング、営業にてあたかも利益があるように見せ販売されている商品があるのもまた事実です。

それでは、このようなマーケティング、営業に騙せれないためにどのような心構え、考えを持っておけば良いかについてお伝えします。

消費、浪費、投資の違いを理解する

まずは説明をした消費と浪費と投資の違いを頭に叩き込みましょう。

このベースの概念、基準を理解できていないと判断基準がなく、失敗を繰り返してしまい、あなたの資産が増えることはありません。

価格ではなく、価値で判断できるようになる

モノ・サービスを購入する時は必ず、価格ではなく、価値で判断するようにしましょう。

高いから良いもの、安いから悪いものと判断するのはバイアスがかかってしまっている状態です。

ものを購入することで将来得られるリセールバリュー(リターン価格や時間)を必ず数字で計算をするようにしましょう。

その上で価格>価値であっても、心の豊かさ、人生の充実のために浪費と知って購入することについてはもったく問題ありません。

思考停止せず、Why思考を身につける

他人に思考を預けることなく、常に自分の頭で考える癖をつけましょう。権威や有名人が言っていたからと言って、決して安易に信じてはいけません。

大手企業の広告には清潔感のある俳優さんが宣伝に起用されているようなケースもありますが、彼らにとってそれが仕事です。

販売員、営業や広告に起用される有名人も本当の商品の価値をわからずに販売、宣伝をしているケースも良くある話しです。

友人に進められたからと言って安易に手をつけてはいけません。

必ず自分にとって価値のあるものなのかを深く考えた上で判断するようにしましょう。

失敗しやすい商品

心構えは整ったと思います。消費、浪費、投資をする上で特に失敗しやすい商品があります。

次のものを購入する際は、特に注意をするようにしましょう。

  • 不動産
  • 高級ブランド
  • ペット
  • 結婚式
  • 保険
  • 投資信託

不動産

価格>価値になっている商品が非常に多く、損をしてしまうことが多い商品です。

これは投資目的だけでなく、自宅の購入についても同様です。

また、賃貸物件を借りる際もぼったくられていることもありますので注意が必要です。

まずは価値で測った上で、心の問題は別で考えましょう。

車は購入費用だけでなく、車税、保険、駐車場代、車検と購入後の維持費にも多額なお金がかかります。

住んでいる地域では生活の中での移動手段として必要になる地域も多くありますが、自身の時給や目的とも照らし合わせた購入判断が必要な商品となります。

高級ブランド

ブランド品は基本的に浪費の対象です。好きなブランドある場合は、家計と相談して購入するようにしましょう。

ペット

反論もあるかもしれませんが、数字だけでまず見るとペットも浪費の対象となります。もちろんペット自体を否定するわけではなくて、自身の生活に余裕ができてから飼うことを検討しましょう。

自身の生活に余裕がないのにペットを飼っては、ペットも不幸になります。

冠婚葬祭

結婚式や葬式は数字だけで見ると価格が全く釣り合わない商品となります。オプション一つ一つが普段は数千円、数万円と思えるものが数十万円というインフレ価格で販売されています。

保険

保険自体は決して悪いものではないですが、ぼったくりの保険商品があるのも多いのも事実です。

投資の市場平均の年利回りが3−5%ですが、それを上回るような保険商品は基本的にありません。

また、保険料控除等の税控除制度もありますが、税控除制度は単利でしか働かきません。積立式の保険商品は途中解約では元本割れする商品がほとんどです。

あくまで万が一、何かがあった時の保険として価値に見合った商品のみを購入するようにしましょう。

投資信託

投資信託自体も決して悪いものではありません。ただし、手数料で数パーセントを取るような商品もありますので、株式市場平均の平均利回りが3-5%とすると、マイナスになり兼ねない商品もあります。購入の際は、しっかりと投資先を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回、失敗しやすい商品として取り上げたものは決して悪いものではなく、数字と心を分けて考える必要がある商品です。

正しい分別を身につけるためにも消費、浪費、投資の心構えは体に染み付くまで繰り返し覚えましょう。

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