プログラミングの効果的な学習方法

プログラミング初心者はよく挫折をしてしまいます。挫折の多くの原因はプログラミングの特徴を理解せずに、効果的な学習方法をわからずに手探りで学習をしてしまっていることが多いためです。

プログラミングの特徴と効果的な学習方法、学習のステップについて見ていきたいと思います。

プログラミングの特徴

プログラミングの特徴は次の通りです。

カンニングOK

プログラミングの特徴の一つはカンニングOKなことです。私たちは学校教育の中で記憶し、テストで高い点をとることが優秀だと教えられてきましたが、プログラミングの世界では全てを記憶していることよりも、問題に直面した時に、その場で調べられる能力を問われます。

オープンライブラリー活用可能

プログラマーは全てのソースコードを自身で書く必要はありません。オープンライブラリーというこれまで人類が作成をしてきたプログラミングコードや様々なツールを活用することでプログラミングすることができます。

環境設定は誰しもつまずく

初心者によくあるのは環境設定につまずき、才能がないと思い込み辞めてしまうことです。誰しも環境設定ではつまづきます。プログラミングで最初で最大の難関と言っても過言ではありません。

上記のような特徴を踏まえて、効果的なプログラミングの学習方法について説明していきたいと思います。

効果的な勉強法

効果的なプログラミング学習方法は次の通りです。

アウトプットを重視する

インプットではなく、アウトプットを重視してください。初心者は全てを覚えようとし、覚えるまで実際のプログラミングを始めません。プログラミングの全てを覚えることは不可能であり、アウトプットしながら学習をする方が効果的です。

必要な分だけ勉強する

必要な分だけの勉強を心がけてください。全てを覚える必要はありません。プログラミングはカンニングOKで、調べる能力が大切なことを意識してください。

覚え込むのではなく、使いこなす

プログラミングを覚えるのではなく、使いこなすことに意識を向けてください。使っているうちに少しづつ覚え、プログラミングの生産性も向上していきます。

5つのステップ

それでは具体的にどのようなステップでプログラミングをすれば良いかについて見ていきたいと思います。

開発したいものを考える

まずは開発したいものを検討しましょう。プログラムで一番重要なのはアウトプットです。

こんなサービスがあったら嬉しいや、この業務は自動化できるのではないだろうかという視点で自分が少しでも嬉しいもの、興味があるものだとプログラミングへのハードルが低くなります。

勉強の題材さえあれば大丈夫ですので、全然見つからないと深く考えるのではなく、こんなのやってみたいという軽い気持ちで大丈夫です。

開発に必要な技術を調べる

自分が開発したいものを決めたら、最低限必要な技術・知識は何になるか調べましょう。

自分が開発したい対象とマッチしないプログラミング言語を勉強しては元も子もありません。

ProgateやUdemy、Youtube動画で勉強する

ProgateやUdemyで比較的低価格や無償で使うことができるプログラミング教材がありますので、これらを活用して最低限の必要な知識を身につけましょう。

この時に気をつけたいのは、完璧に覚えるまで学習をしようとするといつまで経っても実際の開発を始められません。

完璧を求めないようにしましょう。

最近ではYoutubeでもプログラミングに関する日本語の動画も多くなっていますので、効果的に勉強をすることができます。

実際に開発をしてみる

ここまで来たら実際に開発をしてみましょう。開発をする中でわかないことがあれば、ググることを繰り返しながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

また、可能であれば友人や近くにメンターとなるプログラマーがいると、困った時にすぐに質問ができるため、課題解決が早くなります。

課題解決に時間がかかることもありますが、焦らずにじっくりと向き合いましょう。

また開発したいものを見つける

一つのアプリを作って終わってはせっかく学習した知識も自分のものになりません。

アプリを作り終えたら次のテーマを見つけ、また開発をしていきましょう。

これを繰り返すことで知識の幅が広がり、プログラミングの生産性も上がっていきます。

NG勉強法

最後に効果的な勉強法と逆説になりますが、次のような勉強にならないように意識をしてください。

以上が効果的なプログラミングの効果的な勉強方法になります。早速、サービスを考え取り掛かってみましょう。

とわ言っても何から手をつけていいか全くわからない、プログラミングの友人、知人が近くにおらず質問できる環境がない、という人はTechCampのような質問し放題のプログラミングスクールもありますので、検討してみても良いと思います。