20代のうちに取得しておくべき資格についてです。
これからの世の中は今までの常識が通用しない世の中に変わっていきます。
IT技術による情報伝達の迅速化や機械学習をはじめとしたAIの発達、日本の人口減少による海外人材の受け入れや年金等のお金の問題など、2020年代は潮目が完全に変わり、目に見えてわかる速度で変化が訪れてきます。
変化に対応する唯一の手段は潮流を読み、自身のスキルを常にアップデートさせるしかありません。
ただ多くの人は何から始めてよいか分からず、止まってしまいます。
資格取得自体は実際は何も生み出しませんが、資格は特定の分野について体系的にまとめられているため、何かを始める際に全体を知るための有用なステップと考えています。
今回、紹介する資格はどれも基礎スキルとして学校教育でも導入した方が良いレベルの資格になっています。
何から始めてよいかわからない人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
こんな人にオススメ
- 現状を変えたいが何から始めてよいかわからない
- 今後の将来が不安でスキルをあげたい
20代のうちに取得しておくべき資格は次の4つです。
- FP3級
- 簿記3級
- 基本情報技術者資格
- TOEIC800点以上
FP3級
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は、年金や保険、税制、住宅ローン、相続などのお金に関する知識、制度を学ぶことができ、自身の人生設計、資産計画、資産運用に役立てることができます。
現状の学校教育ではお金に関する教育は皆無ですが、お金に関する知識、制度を知っているか、知らないかで将来の資産は何倍もの差になるのが現実です。
お金に関する正しい知識を知ると無駄な保険に加入しなくなったり、公的保険制度を活用したり、税制対策ができたりと、生涯で数百万円〜数千万円お得することも可能です。
FP資格を取るだけでは十分ではないですが、少なくともお金に関する知識を全体観を持って知ることができます。
お金に関して興味をもち、勉強する最初のきっかけになる資格になります。
簿記3級
簿記は会社の財務諸表の貸借対照表や損益計算書をみたり、作成するために役立つ資格となります。
簿記を学ぶことで会社の経営状態が数字で把握できるようになります。
サラリーマンであれば、財務諸表から経営状態を分析し、戦略・戦術を立てたり、人員計画を立てたり、経費等の予算を組み立てたりと活用します。
また、個人事業主や起業にも会社と同様な視点にて活用できます。
事業を経営していく上では数字で計画を立て、行動し、分析し、改善するサイクルを回すことは必須のスキルと言えます。
株式投資をする際にも簿記で得た知識は役立てることができます。
基本情報技術者資格
基本情報技術者は、IT技術者の入門の資格となります。さらにもう一段階初歩的な資格としてITパスポートという資格もありますが、これからは基本情報技術者資格までは必須で取っておきたいスキルと言えます。
コンピュータ・ロボットは人間の拡張として活用可能なため、コンピュータ・ロボットを使いこなせるかどうかで成果が何倍にも変わってきます。
IT全般に関する知識を基本情報技術者で抑えることができます。
基本情報技術者資格取得後にさらに興味のある分野の専門性を高めると良いでしょう。
TOEIC800点以上
これからの日本は人口減少の中で、海外へ出稼ぎに出たり、または外国人労働者を受け入れたりと英語でのコミュニケーションができるかどうかで行動の範囲・役割が変わってきます。
TOEICに限定する必要はないですが、英語でのコミュニケーションスキルは身につけておいて損はないでしょう。
まとめ
得た知識は一生モノのため、早く知れば知るほど複利的に働いてきます。
お金の世界では72の法則というものがあり、年利×年数=72で資産が倍になるというものです。
仮に年利が4%だとすると、18年で資産が倍になることを意味します。
しっかりとした知識を身につけずに投資した場合は、もちろん減らすこともあります。
お金も知識も若い時期に正しく投資すれば、長年にわたって自身に還元されます。
今回、紹介した資格は学んでおいて損はしない知識になりますので、今すぐにも勉強し始めましょう。
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