株トレードにおける損小利大のコツについてお伝えをしたいと思います。
損小利大のトレードをするためにまずはサポートライン、レジスタンスラインを抑えましょう。
サポートライン、レジスタンスライン
サポートライン、レジスタンスラインとして働きやすいものには次のようなものがります。
- 中長期移動平均線
- 前の高値安値(平行線)
- トレンドライン(高値ポイント、安値ポイントをつないだ線)
上記のラインの内、2つ以上が重なるポイントがエントリーポイントとなります。
複数のサポートラインまたはレジスタンスラインが重なっていることで反発する可能性が高くなります。
サポートラインでの反発、つまり上昇を買いで狙い、レジスタンスラインでの反発、つまり下降を売りで狙います。
ローソク足の目印
ただし、ラインが2つ以上重なるだけではエントリーとしては不十分です。
エントリーするかどうかの判断はローソク足を見ます。
サポートラインまたはレジスタンスライン上で買いまたは売りの目印である以下のローソク足が出た場合に、エントリーを実施します。
上昇トレンド、サポートラインを取る場合
- 下ひげ陽線
- 終値がサポートラインを割らない
下降トレンド、レジスタンスラインを取る場合
- 上ひげ陰線
- 離れ小島うわ髭陰線
ここまで来ると勝率は上がります。
そのまま、サポートラインまたはレジスタンスラインを切らずに上昇または下降をすると大きなトレンドに乗り、そのまま上昇または下降をする可能性が高くなります。
損小利大のコツ
ここまで読んだ方なら損小利大をするためにはどうすれば良いかわかるはずです。
上記のようなサポートライン、レジスタンスラインとローソク足の条件が揃ったにも関わらず、次の日でサポートラインまたはレジスタンスラインを突破するようなことがあれば即損切りです。
その後に戻すこともありますが、その場合はそのようなものと受け入れ、切り替えることが大切です。
逆にサポートライン、レジスタンスラインは割らない場合はそのままトレンドを継続するため、利益確定まで長く持つことができます。
ただし、出口に関してもエントリーのタイミングであらかじめ決め、最初に決めたポイント以上に先延ばしにしないことが大切です。
最後に
実際にトレードをすると複数のサポートライン(レジスタンスライン)とローソク足目印が重なるタイミングは多くはないことに気づくはずです。
そう思った方は正解です。実際にトレードの現場では不必要に手数を増やし、勝てるか勝てないかわからない勝負をしている人が多いと思います。
投資の格言に”休むも相場”とありますが、これはとても大切です。
日々分析をしながら、勝てる確率が高いタイミングのみで取引をし、少しでも負ける可能性があるのであれば手を引く、これがトレードにおいてとても大切です。
1ヶ月に1トレードでも1回のエントリーで5%を取れれば、それを積み重ねていくだけで将来資産がどのようになるのかはこの株式市場にいる人であれば、想像に難くないはずです。
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