今回は投資をやる上での心構えをお伝えしたいと思います。
大きくは3つあります。
簡単に儲かるものではない
まず投資は簡単に儲かるものではありません。
これは決して儲からないということではなく、勉強やスポーツ、仕事と同様に努力をし身につけた結果でしかないということです。
多くの人は勉強やスポーツ、仕事では努力をしますが、こと株式投資になると簡単に儲かるという概念を持ち続け、時間をかけたのにお金が増えていない、または減っているという現実に耐えられず、やめてしまいます。
これは非常に勿体ないことです。
私は簡単に儲かるもではないからやめておきなさいということを伝えたいのではなく、勉強すれば資産を増やすことができることを伝えたいです。
そのために、勉強→実施→結果観察→フィードバック→実施というサイクルを身につけてください。
このサイクルを見出せると、結果に一致一憂せず、感情を排除した数字でのトレードができるようになります。
このサイクルの中で自分にあった投資手法やエントリータイミング、逆に入ってはいけないギャンブル・失敗タイミングを明らかにすることができます。
ぜひ目の前の結果に一致一憂せず、淡々とチャートと向き合えるメンタルを育ててください。
目的とストーリーを忘れてはいけない
次に投資での目的とストーリーを忘れないようにしてください。
株式投資にも色々な投資手法、投資先があります。
短期〜長期、投資信託、個別株、債券やゴールドのETF、先進国や新興国等の様々なセクターに分けることができ、特徴も個々それぞれにあります。
時代のどのような時に上がりやすいのか、下がりやすいのかも違います。
エントリーをする際には必ず、どのような目的(キャピタルゲインなのか、インカムゲインなのか)か、どのような期間か、どのようなストーリーを持って、その投資先を選んだのかを明確に述べられるようにしましょう。
またそのストーリーが崩れた際は躊躇なく、損切り、利食いをしましょう。
目的とストーリーを持つことで反省材料になり、次のトレードに生かすこともできます。
目標と達成期間を設けてはいけない
最後に目標とその達成期間を設けてはいけません。
目標とは目標金額のことです。よく一般的に言われる自己啓発本では目標を定めなさいと言われますが、こと投資に関しては定めない方が懸命です。
なぜなら自己投資以外の投資のスタンスは自分の外側にある時代の潮流に乗ると言うスタンスだからです。
自己投資は自己の変革ですが、資産運用に関する投資は時代の波に乗らなければ、途端に難破してしまいます。
あくまで波に乗ると言うスタンスなので波が来なければ稼ぐことはできませんし、そのようなことを予測するのは不可能です。
目標金額と達成期間を設けると焦りを生み、無駄なエントリーを増やし、ギャンブルになってしまいます。
資産運用に関する投資は目標と達成期間は設けないようにしましょう。
まとめ
今回は投資をする上での心構えを見てきました。
投資をする上では感情とは付き合わず、数字と仲良くなり客観的に論理的になれるメンタルを身につけましょう。
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