問題対策のアプローチ

WORK

事業や仕事をしていると問題はつきものです。

問題発生時にどのようにすれば改善できるのか、未然に防ぐことができるのかの考え方のアプローチについて紹介したいと思います。

問題発生時は次のようなアプローチが有効です。

  1. 経緯の洗い出し
  2. 問題(事象)の特定、抽象化
  3. 真因(本質)の特定
  4. 直近の対策
  5. 恒久的な対策

経緯の洗い出し

一番重要かつ最初のステップは経緯の洗い出しです。

よくある悪い対策は問題を正確に捉えることなく、対策が決めらることです。

問題を正確に捉えるためには経緯を洗い出す必要があります。

経緯は時系列で実際に起きた事象を洗い出します。この段階で個人的な感想、主観は省き、誰が見ても共通認識な事象を書き出します。

メールや議事録等のデータで確認できるものがあればその事象を洗い出し、口頭ベースのやりとりも可能な限り正確に洗い出しましょう。

この経緯の洗い出しを疎かにすると、後段の問題の特定がうまくできず、もちろん対策も意味のないものになってしまいます。

問題(事象)の特定、抽象化

次に問題を特定します。前段で洗い出した経緯の中で、重要な箇所を赤字やハイライトでなぜ今回の問題が起きたのか直接、起因しそうな部分を特定します。

そして特定した事象をわかりやすく一言で抽象化します。

経緯をしっかりと洗い出していないと間違った問題特定をしてしまうので、もし経緯の洗い出しが甘いと思ったら、前段の経緯の洗い出しに再度、戻りましょう。

真因(本質)の特定

次に問題が起きた要因(真因)を特定します。この時によく使われるのがトヨタ自動車でもよく使われるなぜなぜ分析(5why)です。

なぜ問題が起きたのか?から始まり、要因分析に対してのなぜを複数回繰り返します。(必ずしも5回である必要はないですが、なぜの問いが多い方が真因に近づける可能性が高くなります。)

ここでの要因分析、真因特定が適切かどうかを判断するために、逆に〇〇ができていれば、この問題は起きなかったのか?と遡ることで要因分析が論理的かつ現実的な内容かを判断することができます。

 

直近の対策

直近の対策は今までの経緯の洗い出し〜真因の特定とは別にすでに起きてしまった問題をどう挽回するかの視点になります。

ここは問題早期解決に向け、やれることをできるだけ列挙し、効果・優先度の高いものからスピード感を持って実施しましょう。

恒久的な対策

真因の特定ができれば、対策も自ずと考えられるはずです。

真因に対しての対策が打てていれば、同じような問題が起きた時には抜け漏れなく対策ができているはずです。

また、ここで立てた対策が本当に実現性があるかという観点でもチェックする必要があります。

ここでの対策があまりに難易度が高い対策であると絵に描いた餅になってしまいます。

現時点のヒト(スキル)、カネ、モノで本当にできる対策なのかも改めて確認しましょう。

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