今回は、TOEICの効果的な勉強方法をお伝えしたいと思います。TOEICのスコアが会社の昇格要件になっている方も多いのではないでしょうか。これはどの資格試験、受験でもそうですが最短で成果をあげる勉強方法になりますのでぜひ試してみてください。
勉強する本を1冊決める
成果が上がっていない人のよくある間違った勉強法として、様々な本、参考書を複数購入し読んでいるという方がいます。基本的に人は記憶を本のページ、記載されている箇所や文脈で覚えているので複数本を読むことで記憶内にある本のページが不確かになるため、記憶が不安定になります。ぜひ学ぶべき本を一冊決めたら、浮気せずに3回以上繰り返し読み返す気持ちで1冊の本と向き合っていきましょう。
過去問を解く
“過去問を解く”と聞くと拒絶反応が出る人もいるかもしれません。ただこれにまさる最短で成果を上げる方法はないというのが事実です。過去問を解くことを始めるまでの心理的なハードルはあるかもしれませんが、効果があるかわからない勉強を10時間して1点あげるよりも効果がある勉強を1時間して10点あげる方がはるかに自分のためになります。過去問には試験で出される傾向や出題方法も掴めるため、慣れると本番での問題文の理解も早まり、問題を解く時間の短縮にもつながります。過去問を解かずに本試験に臨むのは、サッカーの練習試合を1回もしたことがないのに、本大会に出るのと同じようなものです。効果的に成果をあげるためには避けては通れない道です。
過去問の添削となぜ間違ったのかを確認する
過去問を解いても、添削のみで解説を読まない人がたまにいます。これでは過去問を解いた労力の大半を無駄にしてしまっています。折角、過去問をやったのにそれでは十分な成果をあげることはできません。人はフィードバックを受けることで間違いを修正し、良い結果を得ることが出来ます。フィードバックを受けることで、記憶の定着につながります。過去問を解いた後は添削と分析を忘れずに実施してください。行動(勉強・過去問)→分析(添削・解説)→行動(勉強・過去問)のサイクルを多く回しましょう。
まとめ
効果をあげる楽な方法は実際にはありません。人は易きに流れるものです。ただ、集中し上記を実施することで、勉強時間を最短で成果を上げることは可能です。短縮できた時間は他のスキルアップや余暇に使用することが出来ます。楽な方法を望んだ方には失望させてしまったかもしれませんが、TOEICで点数を上げるという目標にフォーカスすれば、今回、紹介した方法が最短な道となります。
かける時間以上に質・中身を意識するようにしましょう。
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