勉強してもなかなか成果があがらない。そんな悩みはありませんか?
こんな方にオススメ
- 勉強時間を増やしてもなかなか学校でのテストの成果があがらない
- 学習が苦手で習慣化することができない
- 社会人で資格の勉強をしているが身につかない
生涯使えることができる効果的な学習方法をお伝えしていきます。
効果的な学習方法のステップ
効果的な学習を身につけるためのステップは以下の通りです、騙されたと思って実施をしてみてください。
- 目的、目標を決める
- 現状の自分を知る
- 学習環境を整える
- 習慣化する
- アウトプットを心がける
- アウトプットをフィードバックしてもらう
- 再学習する
それではそれぞれのステップについて科学的な根拠とともに解説をしていきます。
1.目的、目標を決める
人間の思考として目的、目標がないと意識がむきにくいことが分かっています。
これを”カクテルパーティー効果”と呼びます。
あなたが通学をしている道に赤いものはどのようなものがいくつありますか。
これを実際に数えると想像以上に多くの赤いものがある事に気付くでしょう。
目的、目標を決め、それを紙に書き出し、毎日目に入る場所においてください。
目的が意識されただすと、それを達成するために必要な情報が勝手に入っていくるようになります。
2.現状の自分を知る
ステップ1で目的地を定めることができました。
ただ、目的地に行くためには現在地を知らないとどの方向にどの程度の距離を進んで良いのかわかりません。
現在地がわかると、目的地までのギャップを知ることができます。
学校のカリキュラムの問題点は、将来どのようなことを学ぶのかの方針なしに進んでしまうため、
目的地が見えなくなってしまいます。
3.学習環境を整える
人間がいちばん頭の労力を使うのは”選択”をするという行為です。
有名なもので”ジャム理論”があります。
選択肢が多くなりすぎると、買わないという選択をするのです。
学習環境を整え、学習以外のものを排除すると必然的に”学習”をするという選択を取るようになります。
部屋、机の上が汚れている人は効率が悪いという話しもありますが、学習環境が整っていないことで
別の選択肢に気が向くことや学習前に片付けるというハードルがあることで学習から遠くなります。
もしあなたの学習環境にテレビやゲーム、携帯電話等の学習に関係のないものがあるのであれば
それらをまず無くしてください。
4.習慣化する
学習を習慣化する。これができれば苦労しないという声が聞こえてきそうです。
学校での勉強に限らず、仕事や運動、ダイエットのいずれにしてもこの習慣化がいちばん重要です。
忘却曲線という科学的に証明されたものがあります。人は1日経つと記憶の74%を忘れてしまいます。
世の中の成功者と言われるような人たちは、ごく限られた天才を除いてはこの習慣化を味方につけ、
成功している人がほとんどです。
一夜漬けが良くないというのは、結果、目の前の短期的な目標は達成できる可能性はありますが、
そのあとの継続がないと忘れてしまうためです。
脳は繰り返し学習を続けることで重要な情報と認識し、海馬という短期記憶から前頭葉という
長期記憶へ記憶を移します。
習慣化するためのノウハウをお伝えします。
それはもしあなたが今、1週間に1時間ほどしか勉強できいないのであれば、
1日10分の勉強を毎日(1週間で70分)に切り替えてください。
ここでのメリットは人は基本的に忘れる生き物ですので、毎日学習をすることで重要な情報を脳に
思わせることができます。
また、もう一つの嬉しい特典として、学習するという”選択”のハードルを下げることができます。
1時間となるとそれなりの覚悟が必要ですが、10分となれば、できそうな気がしてきませんか。
5.アウトプットを心がける
人間の記憶はインプットした時は記憶に定着しませんが、アウトプットすると定着します。
人の記憶の定着は感情と五感が絡むと定着し易くなります。嬉しいことや悲しいことは
みなさん覚えていますが、何気ない日常の一コマはなかなか覚えていないですよね。
アウトプットには以下のような手段があります。
- 書く
- 話す
- テスト
- 教える
人のインプットは基本的に見る、聞くとなりますが、これだけだと五感の使われる要素が
少なくなります。
書く、話すという要素には必然的に見る、聞くという要素も加わるため、五感への
結びつきが強くなります。
テストも結果が嬉しい、悲しいという感情と結びつきやすくなります。ただ、テストしただけで
放っておくと感情と結びつかないため、自己採点をし、間違った箇所はなぜ間違ったのか
を再考する事でより記憶に結びつき易くなります。
”教える”という行為は一番の学習といっても過言ではありません。
人は教えるという前提で学習すると、理解できないと恥をかくため、より詳細や理論を
学習しようとします。ぜひ学習する際は、みんなの前で教えるには自分ならどう説明するだろうかと
想像しながら学習してみてください。
6.アウトプットをフィードバックしてもらう
人は他人から見た自分という客観視が難しいものです。
テストを例にとるとわかりやすいですが、テストでフィードバック(テスト結果)を受けることで
自分が分かっている箇所と理解していない箇所を区別でき、何が足りないのか明確になります。
教えるという行為でも、教えた後に、あの部分はうまく説明できなかった、質問に対して回答できな
かったと色々と考えると思います。
多少の恥をかくこともあるかもしれませんが、結果、目的、目標に向かった最短での道を
歩めることになりますので恥を恐れず、フィードバックをありがたく素直に受け取ってください。
7.再学習をする
最後は”再学習をする”です。フィードバックを受け取ったら再度、その課題をなくすために再度学習し、アウトプットを繰り返してください。そうすることで飛躍的に成長できます。
まとめ
以下の学習ステップで、自己投資が複利的に働きます。ぜひ、騙されたと思ってやってみてくださいね。
- 目的、目標を決める
- 現状の自分を知る
- 学習環境を整える
- 習慣化する
- アウトプットを心がける
- アウトプットをフィードバックしてもらう
- 再学習する
この効果的な学習方法7つのステップを身につければ、学校卒業後の
サラリーマンになっても起業家になっても投資家になっても役立つでしょう。
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