【必須スキル】プログラミング:重要な理由と始め方

プログラミング Program

プログラミングと聞くと、自分には縁がない、難しそうと拒絶反応を出してしまう人も多いのではないでしょうか。

プログラミングがなぜ重要とされているのか、プログラミングスキルを身につけておくべき理由を解説していきたいと思います。

こんな人にオススメ

  • プログラミングの重要性がわからない
  • プログラミングを勉強したいと思うが、なかなか手につかない

プログラミングが重要視される理由

プログラミングが重宝されている理由は次の通りです。

  • コンピュータとやり取りするコミュニケーション手段ができ、人の拡張機能として活用できる
  • 繰り返し作業をコンピュータに置き換えることができ、時間を有効に使える

サッカーでは「人ではなく、ボールを走らせろ」と言われます。これは人がドリブルでボールを運ぶよりもパスをしながら、ゴールに向かった方が速いということです。

仕事の世界に置き換えると「人ではなく、電子を走らせろ」と置き換えることができます。人が物理的に移動するよりも、メールや電話やチャットでコミュニケーションした方が何倍もの速度でビジネスを進めることができます。

パソコンやスマホがない時代では、郵便で書類をやりとりし、移動時は事前に地図で住所を調べ印刷し、訪問していたと思います。また調べ物をする際は保存庫や図書館にいき、過去のデータを調べていたと思います。

現在ではITの発展により、必要な情報はサーバに置かれ、移動することなくPCから調べ物をすることができます。買い物をする際もスマホからボタン一つで家で物を受け取ることが出来ます。

ITの力によりビジネスの速度は格段に速くなり、生活様式も変わっています。このITを支えている仕組みがプログラミングです。

プログラミングとは簡単に言うと、コンピュータに命令を下すための言語です。プログラミングスキルを身につけることにより、コンピュータとの意思疎通ができます。コンピュータと意思疎通できるようになると、人の生活に張り巡らされたコンピュータを活用することができます。これは一人でできる能力を拡張することを意味します。

また、プログラミングは一度、書いてしまえば、半永久的に残すことができます。そのため、人が同じ様な作業の繰り返しをしているときには、繰り返し作業を肩代わりしてくれるため、その時間を別の時間に有効活用することができます。

プログラミングスキルのメリット

プログラミングを身につけると次のような効果を得ることができます。

  • IT人材が不足しており、需要が高く仕事に困らない
  • ソースコードが資産として残る
  • 調べる能力が身につく
  • ロジカルシンキング能力が身につく

プログラミング人材が不足しており、需要が高く仕事に困らない

平成28年に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年に約79万人のIT人材が不足するデータがあります。

また、高いITスキルを持つ人材には、新卒1年目からでも年収1000万円超えをオファーする企業も出てきています。これはITスキル人材は、コンピュータの拡張性を活かすことにより、通常一人で行うことのできる仕事の何倍もの効果を生み出すことの現れであるとも言えます。

ソースコードが資産として残る

プログラミングで書いたソースコードは資産として残ります。プログラマーの最大のメリットとも言えるかもしれません。プログラミングには顧客の要求の通りにソフトウェア開発をする受託と、製品企画から実施し、自社、自身のサービスとしてリリースするビジネスモデルの2つがあります。

受託は、資産は自身に残らない一方で確実に日銭として稼ぐことができます。ただ、常に人が稼働をしていないとお金を生み出せないため、仕事が途絶えないように営業をかけ、仕事を取っていく必要があります。

自社製品、サービスとしてのソフトウェアは最初はお金にならないものの一度、サービスができてしまうとソフトウェアが自動でお金を稼いでくれるため、日銭を稼ぐ必要はなくなります。ただ、製品として当てるのは簡単なことではなく、また、一度市場に受け入れられたとしても、カスタマー満足度をあげるために保守や改善をしていく必要があります。

調べる能力が身につく

プログラミングをすることで必然的に調べる能力が身につきます。プログラマーは毎回、ソースコードをいちから書くのではなく、オープンソースという世の中にリリースされているライブラリー(誰でも活用可能なソフトウェア)を活用、組み合わせることにより、システムとして組み上げます。

必要な全ての知識を頭に入れておくことはできないので、都度、活用できそうなものがないか調べながらシステムを組み上げます。

そのような過程で必然的に調べる能力が身につきます。

逆に言うと、調べる能力が低いプログラマーはプログラマーとしての成長は期待できないかもしれません。

ロジカルシンキング能力が身につく

システムは必要な機能の組み合わせでできているので、システムを組み上げようとする際に、処理が重複しないようにしたり、無駄な処理が起きないようにロジカルに考え、設計する必要があります。

このような過程の中でロジカルシンキングを自然と身につけることができます。

ロジカルシンキングを身に付けたい人は次の記事も参照してみてください。

【ロジカルシンキング】社会人になる前に知っておきたい1つのこと

プログラミングの学習方法

プログラミングの学習は次のような方法があります。

  • 本で勉強する
  • Youtubeの動画で勉強する
  • プログラミング学習アプリで学ぶ
  • プログラミングスクールで勉強する

プログラミングには様々な言語があります。Web系のサービスや、家電・車等の組み込み系の開発等で使用される言語は異なります。どのようなサービスを開発したいか、どのようなスキルを身に付けたいかをまず決めましょう。

学習したいプログラミング言語を決めたあとは勉強あるのみです。

本でも手順通りにやれば動く、初心者向けの本もありますし、Youtubeの動画でもプログラミングの概念から学べるものがあります。また、プログラミング学習アプリでは”Progate”という無償(有償版もあり)で学べるものもあります。これらを活用しながら、お金をかけずに勉強するのがまずは良いと思います。

ただ、プログラミング初心者によくある落とし穴として、なかなかモチベーションが上がらないや、環境構築がうまく行かず、なかなか前に進まないということがあります。そういった場合は、プログラミングスクールを活用していくのも良い手段になります。オススメはTECH CAMPです。わからない箇所があれば、すぐに講師に質問できる環境があり、転職までサポートがあります。プログラマーとして転職を考えている人には、一つの選択肢になります。検討したい方は、無料体験会もありますので、まずは話しを聞いてみて判断するのも良いと思います。

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