突然ですが、歴史を学ぶことは好きですか。
わたしは学生時代は歴史はとても嫌いで苦手でした。というのも、ただ覚えるだけの学問という印象で、年号と出来事を抑えながら、ひたすら覚えるためだけの勉強をしていました。
ただ、今になって歴史を学ぶ重要性と面白さに気づいたので解説をしていきたいと思います。
歴史が嫌いな人、歴史を学ぶ重要性がわからない人はぜひ一度、読んでください。
歴史を学ぶ重要性
歴史を学ぶ重要性は二つあります。
- 同じ失敗を繰り返さない、自分の経験とする
- 国や人々の考えの成り立ちを理解する
歴史を学ぶ重要性の一つは、歴史から学び現代に生かすためです。有名なビスマルクの格言に”愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”という格言があります。
私たちの先人は、たゆまない努力とその中で様々な失敗や経験を積み重ね、現代が出来上がっています。先人たちが見つけた失敗する方法を、私たちは実践する必要はありません。
もう一つは、国や人々の考えの成り立ちを理解することです。
私たちの世代にも世界中の様々な地域・国に暮らしている人々がおり、宗教観や価値観は様々です。グローバル化の今だからこそ、歴史を知ることで、その人たちの考えや成り立ちが理解でき、相互理解に役立てることができます。
私たちは歴史と聞くと、全く別の世界であたかもバーチャルな空間で行われているような遠い出来事のように捉えがちですが、どの時代にも人々は生き、現代の世の中にその一つ一つの出来事は確実につながっています。
歴史を学ぶことで、失敗する方法を知ることができ、グローバリゼーションの中での相互理解にも役立てることができます。
歴史を学ぶ際に重要なことはしっかりと人物や物事をイメージし、連鎖的につながっている出来事の因果関係を知ることが大切です。
歴史が苦手な人は、そこに人がいて、人類の営みがあったことをイメージできていないからだと思います。イメージすることができれば、自然と歴史を知ることができ、歴史から学ぶことができるはずです。
オススメの本
どの年代のどの地域の歴史が好きかは人により異なりますが、もしまだ歴史が苦手でなかなか好きになれないという人には現代史から学ぶことがオススメです。
現代史は今の出来事とのつながりがわかるため、イメージしやすく、学ぶことも苦にならないでしょう。現代史を学ぶのにオススメの書籍は、”池上彰の世界の見方”シリーズです。
非常にわかりやすく、宗教や法律、隣国間の地理的な関係性や国のトップの判断がどのようにその後、歴史を彩ったのかを知ることができます。
国や宗教への理解につながり、価値観の多様性の許容や異文化コミュニケーションに役立つ本です。
旅行や出張する際は行く前にその地域・国の本を読んで行くと一段とその国に興味が湧き、理解しやすくなります。
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