初めての確定申告で、どのようにすればよいか悩んでいませんか。
初めての人が確定申告をする際に必要な機材、準備するものとどのようにすればスムーズに確定申告ができるかのステップについて解説をしたいと思います。
確定申告に必要なもの
確定申告をする際は以下のもの準備すると効率的に確定申告を実施することができます。
機材・ソフト
- パソコン
- スマホ
- プリンター
- クラウド会計ソフト(クラウド会計ソフト比較はこちら)
書類
- 領収書・レシート・クレジットカード等の支払い履歴
- ファイルホルダー
- 確定申告書類
確定申告のステップ
確定申告では、確定申告の時期が近づいてきたら慌てて準備をする非効率な方法を取っている人が意外と多くいます。確定申告は確定申告時のタイミングで頑張るのではなく、事前、期中にどれだけ準備・整理しているかで労力や心理的ハードルは大きく変わってきます。
事前、期中、確定申告時、確定申告後にどのように対応すべきかについて解説をしていきたいと思います。
事前
- パソコン
- スマホ
- プリンター
- クラウド会計ソフト
事業開始前にまずは上記のものを準備するようにしましょう。
クラウド会計ソフトを使用する上でパソコンとスマホは必要になります。事業上かかった経費の領収書をスマホのアプリから読み込むことができ、半自動的に集計が可能になります。
また、プリンターは通販サイトで必要備品等を購入することもあると思いますので、領収書はサイトからダウンロードしたり、確定申告をするタイミングで必要なドキュメントを印刷する際にプリンターはあった方が何かと便利です。
記憶媒体(USBフラッシュメモリ等)に必要なデータを入れ、コンビニ等で印刷する方法もありますが、移動等の労力やかける時間を考慮するとあまりオススメできません。
期中
- 領収書・レシート・クレジットカード等の支払い履歴
- ファイルホルダー
領収書・レシート・クレジットカード等の支払い履歴は、期中の都度、支払いをしたタイミングにてパソコンやスマホを利用して、クラウド会計ソフトに入力するようにしましょう。
期末や確定申告直前のタイミングまで溜めて、一気に実施すると労力や精神的負担が大きくなり、なかなか進みません。また、人の記憶力は信用できませんので、経費計上の漏れが発生をする可能性があります。
クラウド会計ソフトにデータを取り込んだ後はファイルホルダーに領収書・レシート・クレジットカード等の支払い履歴の紙を保管するようにしましょう。
オススメは1年(一期)毎にファイルホルダーを準備します。また、さらに1ヶ月毎にホルダーを準備し、領収書を入れておくとわかりやすくなります。ファイルホルダーはどのようなものでも問題ないですが、以下のようなコンパクトかつポケットが複数あるものがオススメです。
ここまでは期中に都度、実施するようにしましょう。
確定申告直前・申告時
その後、確定申告のタイミング(通常は2/16-3/15)でこれまで溜め込んだデータをもとに確定申告書類を作成しましょう。確定申告書類用紙は国税庁のホームページや市区町村の担当窓口等から取得可能です。
クラウド会計ソフトに正しくデータを入力していれば基本的に確定申告に必要な書類は自動で作成をしてくれます。
確定申告書類を作成し、必要な書類を添付し提出しましょう。(この時点で保管していた領収書・レシートの原本の提出は不要です。)
確定申告書類の記載方法が不明の場合は、市区町村の窓口でも相談にのっていただけますので、不明箇所は聞くようにしましょう。
確定申告後
確定申告後は特に何かをする必要はありません。ただし、法人や個人事業主含め領収書保管期間は原則7年となっておりますので、無くさないようにファイルホルダーで保管するようにしましょう。
税務調査が入った場合にこれらの保管書類を提示、説明する必要があります。
確定申告にオススメのクラウド会計ソフト比較
オススメの会計ソフトは以下の3つとなります。初めての確定申告の方にはfreeeがオススメです。
ソフト名 | 料金※プランによる | 操作性 | 特徴 |
freee | 980円/月〜 | ◎ ※スマホ操作性が良い | 会計初心者向け 請求書機能 |
弥生 | 0円/月〜 | △ | サポート充実 |
マネーフォワード | 800円/月〜 | ◎ | 会計経験者向け |
クラウド会計ソフトには以下のような特徴がありますので、労力を考慮すると導入した方が安く済みます。
- WindowsでもMacでも使える
- ネット経由だから、どこでもスマホでも使える
- バージョンアップが不要
- 銀行口座やカード明細などから取引データを取り込める
無料お試し期間を設けているサービスもありますので、一度使用してみて検討するのも良いでしょう。
まとめ
初めてのことは何事も難しく感じるものです。
クラウド会計ソフトを用い、事前・期中の準備をすれば確定申告は案外難しくなく、労力もかけずに実施できます。
これから事業を起こそうとしている方はクラウド会計ソフトを導入してみてはいかがでしょうか。
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