仕事ができる人の特徴を見ていきたいと思います。仕事ができる人には次のような特徴があります。
- メールや電話のレスが早い
- 会議に目的を持って参加する
- 質問や自分の主張をする、ポジションを取る
- 議事録で関係者に共有する
- まずは自分で調べる
- 期限を先に決めて行動する
- 仮説を持って行動する
- 他責ではなく、自責で考える
- 論理的かつ結論ファーストで伝える
- 物事の全体観を俯瞰して見れる
- 他人の専門性を知っており、適材適所で巻き込める
- 自分自身で価値を生み出すための自己研磨を怠らない
メールや電話のレスが早い
仕事ができる人はスピードが仕事の結果を左右することを知っています。自身の決断や反応を保留している時間は何も生み出しません。また、メールやレスポンスを早くすることは仕事が止まっている時間を少なくし、仕事全体のスピードアップにつながります。
最悪の例は、相手からフォローされるまでメールや電話のレスをしないケースです。このような場合は仕事が遅いだけでなく、相手のフォローするための時間も奪っていることになります。
最低でも24時間以内のレスポンスを心がけましょう。レスポンスをするために労力や時間を要する事象であれば、まずは状況やいつまでに対応できそうかを一報いれるようにしましょう。それだけでも相手を安心させ、相手の時間を奪うという行為をなくすことができます。
質問や自分の主張をする、ポジションを取る
会議等では必ず質問や主張をするようにしましょう。主張をしポジションを取ることで議論の活性化につながり、新しいアイデアの創出に繋がることもあります。
また、質問は議論を正しい方向に議論を導いたり、関係者の共通認識を持つために役立ちます。
質問や自分の主張をするのは自分の価値を出すための一歩です。
議事録で関係者に共有する
議事録で関係者に状況や進捗を共有するようにしましょう。何かしらの理由で会議に参加できなかったメンバーがいる場合、次の会議や行動に移す場合に議事録は共通認識を持って進める上で重要です。
次の記事で議事録の重要性について詳しく解説しています。
まずは自分で調べる
自分で調べる癖をつけましょう。これは意外と新人だけなく、上層部や中堅層もできていない人も多いです。自分で調べずに相手に聞くことは相手の時間を奪う行為です。
過去にメール・議事で共有していることやGoogleで調べればわかることも全く調べようとせず、聞く人が意外と多いです。
相手に聞く際も「調べたが、○○についてわからなかった」というような形で目的や何を知りたいのかを明確に伝えるようにしましょう。
期限を先に決めて行動する
期限を決めずに行動することも愚の骨頂です。仕事において結果と期限はセットです。
できそうな期限を設定するのではなく、結果に対して必要な期限で設定しなければ行動自体無意味になってしまいます。
結果と期限を決めて、それに対して取るべき最適な方法を検討、選択するというのが正しい順序です。
仮説を持って行動する
よく「〇〇の情報が足りない」というような形で情報が足りないことを理由に決断や行動を先送りにさせる人が多くいますが、必要な情報を100%集めていてはビジネスとしては手遅れで、競合はすでに取り組んでいる状態になります。
仮説をたてることで、集める情報も限定をされ、情報収集だけに翻弄させられることは無くなります。また、行動の結果から直接フィードバックを受けることで改善のサイクルも早くなります。
情報集めに終始するのではなく、仮説立てと行動を持ってフィードバックを集めるようにしましょう。
他責ではなく、自責で考える
仕事ができる人は他責ではなく、自責で考えます。他責の人は依頼をされた仕事はやりますが、率先して改善をするような行動はとりません。自分事になっていない証拠です。
どのような状況・外部環境の変化であれ、そこに身を置いているということ自体が自分の選択です。全てを自責で捉えることで、できない理由ではなく、できる方法を考えるようになります。
論理的かつ結論ファーストで伝える
仕事ができる人は相手に伝わる話し方を知っています。どのようなことを言いたいのか、相手に何を求めているのか結論を言い、その理由を根拠立てて説明します。
仕事ができない人は逆に相手に報告をしているのか、相談をしているのか、お願いをしているのかの報連相がわかりずらく、言いたいことが伝わりません。
相手に伝わる話し方を知りたい人は次の関連記事も参考にしてください。
物事の全体観を俯瞰して見れる
仕事ができる人は部分最適ではなく、全体最適で物事を考えます。そのためには全体観を持って物事を見ることが大切です。自分では全体最適と考えてみても、一つ上の視点を意識すると全体最適になっていないことに気づくことができます。
ビジネスにおいて成功するためには何をするかという以上にどこに身を置くか、ポジションを取るかという選択の方が先に重要になります。
他人の専門性を知っており、適材適所で巻き込める
仕事ができる人は誰が何に詳しいのか、どの会社が何に強いのかを知っています。これを知っていることで例え自分一人で解決できないことでも解決策・打開策を見つけることができます。
自分自身で価値を生み出すための自己研磨を怠らない
最後に仕事ができる人は自己研磨を怠りません。上記で説明したように他人の専門性を知っており、巻き込める能力も大事です。しかしそれだけでは不十分です。他人の力を借りるためにもまず自分が何者かであり続ける必要があります。つまりGiveができなくては、他人を巻き込む(Take)こともできません。
組織は一人一人の人材の積み重ねの上で成り立っており、他力本願な人の集まりな組織では成熟することは難しいです。
一人一人が自分の価値を見出し、日々成長することの積み重ねでしか企業の発展はありません。
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